コラム

アイディアは自分の中から掘り起こす

1.ブログを書く上での心構え

「ソーシャルワーカーのことじゃないんかいっ!?」と、ツッコまれそうですが、最初に自分に向けて記しておきたいことがあります。

ブログを書く上で、自分の体験したもの以外は、書かないようにするということです。当たり前(笑)

ブログというと、お役立ち情報を発信するイメージがあるのですが、周りから取ってきた情報発信にならないようにしていこうと思ってます。

アイディアや目指したい目標というものが、自分の持つ知識や情報の域を超えないということは、薄々感じてはいたものの、確信めいたものはありませんでした。

トンコハウス堤大介監督のONI展でのトークショーで、作品を作る上でのアイディアはどうやって生み出しているのか、という質問があった際に、堤監督は『自分に向き合って自分の中から導き出す』と話していたことが、胸に突き刺さりました。

世界で戦うトップランナーの言葉は重みが違いました!

つまり、ストーリーや人生テーマは、既に自分の中にあるんだよということ。

普段、見過ごしていたコトやモノを掘り起こす作業が大切なんだと心から思ったんです。

ソーシャルワークでいうところの、コトモノへの視点を変えて見返すことでもありますね。

2.凡人ができること

プロフィールでも書きましたが、またまた吉田松陰も同じ内容を残しています。

事を論ずるには、当に己れの地、己れの身より見を起すべし、乃ち着実となす

『丙辰幽室文稿』収載「久坂生の文を評す」

議論するときの鉄則は、自分自身の周辺のことから論を起こすのが、堅実な手法である、ということで、やはり時代を超えて普遍的なことなんだと思います!

凡人ができることは、凡人なりの考えを背伸びせずに綴ることだという結論です。

 

以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございました!