小1の息子が図工で作る工作の設計図を持ってきて、「今度ね、これ作るんだ!」と目を輝かせて話していました。何だか、ほっこり。
#忘れてはいけない何か
会社で研修の企画を行っているのですが、職員の参加意欲はバラバラで、自分から学ぼうとする人もいれば、できる限り参加したくない、という人もいます。
企画者側からすると「もっとやる気だせやっ!」って、心で叫びたくなるんです・・
そんなことを喚いても、何も進まないので、研鑽を続けられる人、続けられない人がどういった考え方なのかを理論的に整理して、心の安定を取り戻すことにしました。
「研鑽」、「スキルアップ」、「継続的な学習」
これらはあらゆる分野で活動する人にとって、進歩と成功を達成するための鍵になりますよね。
にもかかわらず、やる気のある人、ない人がいるのは何故?
研鑽を続けられる人と続けらない人のマインドには、階層で考えると理解しやすいです。
そして、あなたはどのタイプに該当しますか!?
第1群: 自主的活動グループ
内発的動機が高く、自己駆動型の人々が集まるこのグループでは、個々人が自身の危機感や使命感を引き金に行動します。
例えば、医療業界では、新型ウィルスに対抗する新薬の開発を目指す研究者がいます。
世界の健康危機を解決するための強い使命感に突き動かされ、日々研鑽を重ねています。
専門家などは、良くも悪くもこのグループに該当しやすいです。
意識高い系の人達ですね。
第2群: 道具・情報サポート活用グループ
ソフト・ハード面の支援があると、研鑽が続けやすくなるグループです。
道具的な面として、身近にある研修場所、組織からの金銭的補助、を利用して、自己啓発のエネルギーを生み出すタイプ。
情報的な面として、研修情報、メンターとつながる方法などのアクセス面の支援、を利用して、内発的動機が高まるタイプがあります。
例えば、企業の研修プログラムに参加したり、職場の図書館を活用したりするなどです。
ちょっとしたきっかけで、意欲的に参加してもらえる方々ですね。
だけど、個々人のその「ちょっとしたきっかけ」を掴むのが、ムズいんですよね。
第3群: 情緒・評価サポート活用グループ
研修でのフィードバックや友人・先輩からの情緒的支援が継続的な研鑽につながるグループ。
例えば、友人と一緒に研修に参加したり、上司からの肯定的な評価をエネルギーに変えます。
例えば、プロのスポーツ選手は頻繁にコーチからのフィードバックを受け取り、自分のパフォーマンスを向上させますよね。
また、チームメイトからのサポートや励ましも選手のモチベーションを維持する大きな要素となります。
周囲の風土作りなどで、モチベーションが変わってくれる層ということでしょうか。
第4群: 外発的動機必要グループ
外発的な動機が必要なグループ。
このグループは、報酬、インセンティブなどの外的要因がなければ、研鑽を続けることが難しいかもしれません。
例えば、昇進のために必要な資格取得を目指すことなどが考えられます。
まとめ
それぞれが、どのグループに所属しているのかを理解し、それに応じた学習方法や研鑽の方法を見つけることで、研修担当者の立ち振る舞いが変わってきます。
これら4つのグループの特徴を理解することで、どのようなフォローや動機付けが必要なのかを把握することができます。
ここまで来て、逆行しますが、興味がないものに手を出すべきではないし、押し付けるのも良くないという思いもあります。
実際に興味や情熱を持っていない事に対して強制的に取り組んでも(取り組ませても)、結果的には持続性に欠ける可能性があります。
また、自分自身を偽らずに、自分の心の声や直感に従うことが大切です。
もっと他にやりたいことがあるなら、そちらで力を発揮してもらうのが健康的ですよね。
他人や社会からの期待に流されることなく、自分自身の目指すべき方向に対して誠実であることが、最終的には自己成長と成功への道となるはず。
結論、自分が一番に楽しむ、学びつもりで、やるっきゃない!!
#解決してない
ではまた。